韓国ドラマに登場する主人公の美しいサラサラの髪やツヤのある巻き髪は、思わず見惚れてしまいます。K-POPアイドルや女優でなくても韓国の人は髪がきれいな人が多いイメージがありませんか？
この記事では、韓国の美しいヘアーを守るトリートメントをピックアップし、韓国トリートメントの特徴やおすすめの商品5種類を紹介します。そもそも髪がパサつく理由についてもおさらいするので、明日からのヘアケアを見直すきっかけにしてくださいね。

韓国のトリートメントの特徴とは？日本の製品との違い

日本と韓国でトリートメントでは、共通点もあれば異なる部分もあります。ここからは、韓国のトリートメントの特徴を日本のアイテムとの違いも含めて解説します。

種類が豊富

トリートメントは大きく分けて洗い流す・洗い流さないタイプがあり、これは日本でも同様です。
洗い流すトリートメントは、髪の内部にアプローチし、ダメージ補修に。一方洗い流さないトリートメントは、タオルドライの後に馴染ませてドライヤーの熱など外部の刺激から守ってくれる働きがあります。
洗い流さないトリートメントには、オイル、ミルク、クリーム、ミスト、ジェルなど様々なテクスチャーのものがあります。髪質や悩みに合わせて選び分けると良いでしょう。

修復成分が含まれているものが多い

韓国トリートメントのなかには、加水分解ケラチンやタンパク質成分 加水分解シルクやダイズタンパクなど、補修成分が含まれるトリートメントが多く見られます。とりわけ2021年頃から韓国発のトリートメントとして話題になった「水トリートメント」は髪の補修に特化したスペシャルケアアイテムです。
従来のものに多いとろっとしたテクスチャーとは異なり、水のようにさらさらした質感が特徴です。髪に塗布してから10秒で洗い流す仕様のものが多く、忙しい毎日に気軽に取り入れられる集中ケアアイテムとして知られています。

保湿やスカルプケアなど自宅でケアしやすい

韓国生まれのトリートメントは、保湿力が高いアイテムが多いのも特徴の一つです。その理由には、韓国国内の水道水の性質が日本よりも若干高度が硬いことや乾燥しがちな気候がしばしば挙げられます。リーズナブルな商品のなかにもスカルプケアが同時に叶う商品もあり、自宅にいながら「サロン級」のケアができるのが嬉しいポイントです。

韓国女子のツヤ髪を目指すために！髪がパサつく理由

秋・冬は特に、乾燥による髪のパサつきや広がりが気になりますよね。ここでは、韓国ドラマの主人公のようなツヤ髪を目指すべく、パサつきの原因を探ってみましょう。

まず、潤いのある健康的な髪とパサついてまとまりにくい髪の最大の違いは、髪表面のキューティクルの状態です。そもそもキューティクルは髪の毛の内部の水分の蒸発を防いだり、栄養素をキープする役割を果たしています。そのためキューティクルが剥がれたり、開いたりするとパサついた髪になってしまうのです。

髪の洗い方や乾かし方、摩擦などキューティクルが破壊される原因はさまざまですが、ドライヤーやアイロンの熱によるダメージが代表的な例でしょう。髪の主成分はタンパク質で、濡れている髪では60度～80度、ドライな状態では130度～150度程度で熱変性が起こるといわれています。アイロンのように高温の状態で強く挟み、引っ張るとその摩擦でキューティクルが大きく脱落し、ダメージやパサつきの原因になってしまいます。

韓国のトリートメントおすすめ商品を5選紹介！

ここまでで韓国のトリートメントの特徴や、そもそもの髪のパサつきの原因を解説してきました。ここからは、日々のヘアケアに取り入れたいおすすめの韓国トリートメントを5種類紹介します。なかには、日本から気軽に購入できるアイテムもあるのでぜひチェックしてみてくださいね。

①バイオクシル トリートメント（魔女工場）

暮らしにまつわる商品やサービスをその道のプロが忖度なしで評価する女性誌『LDK』で堂々の評価「A」を獲得した、「魔女工場」の「バイオクシルトリートメント」。魔女工場といえばスキンケアラインでよく知られていますが、ヘアケア領域にはこの「バイオクシル」シリーズのシャンプーとトリートメントがラインアップしています。

シャンプー後に頭皮に塗布し、軽くマッサージしながら馴染ませます。髪全体に行き渡らせ、1～2分ほどおいてぬるま湯で洗い流しましょう。水が加わることでじんわりとクリーム状に変化してスチームパックのようになり、頭皮の熱をクーリングしつつ傷ついたキューティクルに栄養を送ってくれます。

②ウォータートリートメントミラクル10（moremo モレモ）

韓国で有名なヘアケアブランド「モレモ」の「ウォータートリートメントミラクル10」は、髪の集中補修の水トリートメントの火付け役となったとされる商品です。加水分解ダイズタンパクを含む植物由来のタンパク質3種のほか加水分解シルクや加水分解コラーゲン、加水分解ケラチンと髪の修復に有用とされる成分を多数配合。さらにアミノ酸17種も含み、髪の芯に働きかけ、ドライ後も潤いとツヤのある美しい髪へと導いてくれます。シリコンフリーで敏感肌やトラブル肌を含むどのような肌質の人でも安心して使えるアイテムです。シャンプーの後、軽く水をきり、毛先を中心にトリートメントを塗布し、約10秒後に余分なぬるつきがなくなるまで洗い流しましょう。

③頭皮トリートメント（脱毛ケア）（LABO-H ラボエイチ）

韓国の大手化粧品メーカー「アモーレパシフィック」が手がけるヘアケアブランド「ラボエイチ」のトリートメントは、韓国版アットコスメといわれる「ファへ」で口コミ4.5以上（※2023年9月時点）を獲得する人気のアイテムです。髪はもちろん、頭皮にアプローチして抜け毛防止を掲げて開発されたトリートメントで、頭皮まで塗ってケアするのが特徴的です。

髪の健康に欠かせないビオチンや髪と頭皮の基本構成物質ペプチドのほか、ビタミンカプセルが含まれています。シャンプーの後、髪と頭皮を十分に濡らし、トリートメント適量を頭皮と髪に塗布し、頭皮をマッサージします。ビタミンカプセルが溶け出し、乾燥頭皮やパサついた髪に栄養を補給してくれます。

④オリジナルセラム（mise en scène ミジャンセン）

累計販売数が7,000万個を突破するベストセラーの韓国トリートメントは、「ミジャンセン」の「オリジナルセラム」。ここまで紹介してきた３点とは異なり、洗い流さないトリートメントです。モロッコ産の質の高いアルガンオイルやココナッツオイル、オリーブオイルを含む7種類の植物オイルを配合し、しっとりと保湿して健康的な髪を守ってくれます。

タオルドライした髪や乾いた髪に適量を塗布すればケア完了。キューティクルを整え、熱や摩擦など外部の刺激から守り、ドライヤーやアイロン後もまとまりやすいツヤのある髪へと導いてくれます。

⑤ノーウォッシュアンプルトリートメント スーパーモイスチャー（Healing Bird ヒーリングバード）

韓国のドラッグストア「オリーブヤング」の公式オンラインストアや口コミサイト「ファへ」ともに口コミが4.7以上と高評価（※2023年9月時点）なのは「ヒーリングバード」の「ノーウォッシュセラムトリートメント スーパーモイスチャー」。乾燥に特化したミストタイプのトリートメントで、髪の潤いケアをしたい人に特におすすめのトリートメントです。

クリーム層と水分層の二層になっているため、必ずよく振って使用します。8種類のヒアルロン酸コンプレックスとヒドライズド植物性タンパク質やアミノ酸などを配合し、水分と栄養の同時補給が叶います。しっかりと潤いをチャージしてくれながらべたつかず、日常に取り入れやすい手軽なトリートメントの一つです。

韓国現地のサロンでトリートメントを受ける方法も

日常的にヘアケアを取り入れるのは大切ですが、1ヶ月～数ヶ月に一度ペースで美容院で髪質改善トリートメントを受ける人もいるでしょう。韓国でも同様に、美容院や頭皮ケアクリニックなどで、ヘアトリートメントが受けられます。予約せず飛び込みで行って、対応してもらえるケースもありますが、芸能人御用達など人気のあるヘアサロンでは場合によっては数ヶ月前からあらかじめ予約しておかなければなりません。

韓国語ができる人に最もおすすめの予約方法は、韓国のウェブ検索サービス「NAVER（ネイバー）」です。ネイバーでお目当てのサロンを検索し、行きたい店舗をクリックすると予約画面に進めます。韓国の電子マネー「ネイバーペイ」を使用していない旅行者でも現地決済やカード決済が選択できる店舗が多く、日本からでも予約が可能です。

ネイバーペイでのみ支払いが認められている店舗や韓国語に自信のない場合は、インスタグラムの公式アカウントからDMで予約希望を送るのも一つの方法です。なかには、日本語で対応してくれる美容院もあるため、思い切って日本語で電話してみても良いでしょう。

韓国トリートメントで、毎日こつこつヘアケアを

この記事では、韓国のトリートメントの特徴やおすすめの商品5種類を紹介し、そもそも髪がパサつく理由についてもおさらいしました。なかには即効性の高いアイテムもあるものの、中長期的に使用し続けることで徐々にツヤ髪へと導いてくれるものがほとんどでしょう。テクスチャーや香りを含め、お気に入りを長く使い続けて、長い目で美髪を目指しましょう。

「SPERA COSME」は、株式会社スペラが運営する信頼できるオンラインストアです。日本でまだ手に入りづらい最先端の韓国コスメがラインアップしているので、チェックしてみてくださいね。