今や韓国コスメやスキンケア商品は日本でも人気ですが、ヘアケアアイテムもじわじわ注目されてきています。
この記事では、韓国のシャンプーをピックアップし、特徴や購入する際の注意点、そして保湿や頭皮ケアなど目的別のおすすめシャンプー6種類を紹介します。
思わずパッケージ買いしてしまいそうになるおしゃれなデザインながら効果が期待できるアイテムも登場するので、参考にしてくださいね。
韓国のシャンプーの特徴とは?
韓国のシャンプーは、販売するメーカーも使い心地もさまざまです。商品ごとに成分や特徴の確認が必要であることは前提ですが、ここでは韓国シャンプーの傾向や特徴を解説します。
香りや成分など種類が豊富
韓国のシャンプーは、日本の商品と比べると比較的香りが強めのものが多いのが特徴です。
はちみつなどの甘い香りからフローラルな香り、最近は植物由来のすっきりとした自然な香りのものも増えており、好きな香りを選択する楽しみがあります。そのうえ香りが長続きするものも多く、夜になっても自然な香りが髪からふわりと香り、ヘアミストを使わなくても一日中気分を上げてくれます。
洗浄成分と保湿成分で日韓に大差はありませんが、韓国のシャンプーのなかには韓国ならではの成分が配合されているものがあります。代表的なのは漢方です。ヘアケアブランド「呂」から販売されている一番人気の「ダメージケア&栄養シャンプー」には、椿オイルや五味子、ザクロといった漢方成分が含まれています。
コスパが良いものが多い
2023年時点で、日韓でシャンプーの価格差はほとんどありませんが、韓国のシャンプーのなかには、リーズナブルながらサロン級の仕上がりになると評価される優秀なアイテムが複数あります。
シリコンフリーや自然由来成分を中心に開発されたシャンプーも、2,000円前後から3,000円前後と比較的手の届きやすい価格で販売されており、髪にやさしいヘアケアアイテムがより気軽に手に入るといえるでしょう。
保湿力や持続性が日本のものと異なる
また、保湿力の高いアイテムが多いのも韓国生まれのシャンプーの特徴です。韓国の水道水は日本よりも少し硬度が高く、カルシウムやマグネシウムの含有量が比較的多いことから髪の乾燥やごわつきの原因になるとされています。
さらに気候からPM2.5や乾燥など、季節ごとの刺激があり、それらから頭皮や髪を守るために保湿やダメージケア、スカルプケアを得意とする製品の選択肢が多いのが特徴です。
韓国のシャンプーを選ぶ際の注意点
韓国のシャンプーといってもさまざまなブランドから、髪の悩み毎に複数のラインが販売されています。新たに韓国のシャンプーを購入する際の注意点を2点紹介します。
信頼できるブランドから選ぶ
初めて韓国のシャンプーを使用する人は、まずは有名なブランド、あるいは口コミが多く評判が良いブランドから選ぶと安心でしょう。
韓国の大手ドラッグストア「OLIVE YOUNG(オリーブヤング)」の公式オンラインストアや、韓国版「アットコスメ」とされる口コミサイト「ファへ」などで、口コミ数が多く高評価のものを調べるのも参考になります。購入の際は、信頼できる実店舗で実際に手に取って購入するか、信頼できるWebサイトから購入しましょう。
パサつきや抜け毛など悩みに対応したものを選ぶ
いくら口コミが素晴らしくても、髪質や頭皮のお悩みは人それぞれです。自分自身の髪や解決したい点をもとに商品を選ぶようにしましょう。
シャンプーは、大きく分けて洗浄・保湿成分の2種類で構成されています。そしてシャンプーの成分表示に記載されている成分の8割ほどが洗浄成分です。
高級アルコール系に分類される「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」などは洗浄力が強いと同時に刺激も強いとされています。一方でタウリン系の「ココイルメチルタウリンNa」やベタイン系「ラウラミドプロピルベタイン」などの成分は低刺激ですが、洗浄力は弱まるとされています。敏感肌や髪が細い人などは、これらの事実を知っておくと参考になるかもしれません。
【目的別】韓国のシャンプーおすすめ商品を6選紹介!
ここまでで韓国のシャンプーの特徴と選ぶ際の注意点を解説してきました。
ここからは、保湿・ダメージケア・スカルプケアと3つの目的に応じたシャンプーを2つずつ紹介します。
保湿ケアできる韓国のシャンプー
まずは、髪の乾燥が気になる人が取り入れたい、保湿ケアが叶う韓国のシャンプーを紹介します。
パーフェクトセラムスーパーリッチシャンプー(mise en scène ミジャンセン)
ヘアケアブランド「ミジャンセン」といえばオレンジのパッケージのヘアオイル「オリジナルセラム」が有名ですが、実はシャンプーもあります。保湿ケアを取り入れたい人におすすめなのは赤いパッケージの高栄養集中ケアシャンプーです。
アルガンオイルやココナッツオイル、アプリコットオイルなど7種のオイルを配合し、髪に栄養補給し、毛先まで潤いのあるつややかな髪に仕上げてくれます。
ラップアップシャンプー(Dr.bio ドクターバイオ)
植物由来成分で作られ、甘いバニラの香りがするドクターバイオのシャンプーは、鎮静と保湿効果があるとされるダマスクバラ花水を配合し、敏感な頭皮の人が安心して使用できるアイテム。一般精製水でなく、100メートル地下岩盤水が使われているのも特徴的で、髪のパサつきや絡まりが気になる人はもちろん、老若男女問わず家族で使えるシャンプーです。
ダメージケアできる韓国のシャンプー
次にカラーやヘアアイロン、ドライヤーによるダメージが気になる人におすすめの、ダメージケアに特化した韓国のシャンプーを2種類紹介します。
ヒマラヤハーブナードシャンプー(NARD ナード)
海抜5,000メートルの環境で育ったヒマラヤ原産ハーブ由来の整肌成分を使用した「ナード」のシャンプーは、ダメージヘアの浸透力を高めた6種類の低分子タンパク質が配合されています。
通常のタンパク質よりも細かい粒子がキューティクルに素早く働きかけ、さらに11種類のアミノ酸が枝毛やパサついた髪に活力を与えてくれます。同時に、ホホバ、アルガン、マカデミアなど自然由来の植物性オイルも含まれ、毛先までしっとりとなめらかで美しい髪へと導いてくれます。
ダメージセラピーシャンプー(GROWUS グローアス)
「グローアス」の「ダメージセラピーシャンプー」は、ダメージヘア専用に開発された商品です。栄養成分が豊富とされるヒマラヤピンクソルトで髪にミネラルを供給し、パールエキスが頭皮と毛髪の水分維持をサポートするパールピンクのキュンとする色合いが特徴的です。海由来の7種類のコラーゲンと5種類のタンパク質のシナジー効果により、キューティクルが破壊され、乾燥した髪に栄養を届け、健康的な髪に導くグローアス独自の技術を使用しています。
敏感頭皮向けの韓国のシャンプー
最後に、敏感肌の頭皮に悩む人向けのスカルプケアシャンプーを2つ紹介します。
脱毛症状緩和シャンプー(LABO-H ラボエイチ)
「ラボエイチ」の「脱毛症状緩和シャンプー」は、オリーブヤングのオンラインストアや口コミサイト ファへで常に口コミ上位にランクインする商品です。同社で過去に実施された人体適用試験では、このシャンプーを使用し、6週間で抜け毛が67%減少したという結果が出ているそうです。
韓国南部の島、済州道順茶園の無農薬緑茶から発見された頭皮バリア機能強化の特許成分を配合し、弱まった頭皮を鎮静、保湿し、バリア機能強化してくれます。ハーブの香りですーっとした爽やかな使い心地です。
弱酸性スカルプシャンプー(Pyunkang Yul ピョンガンユル)
「ピュンガンユル」の「弱酸性スカルプケアシャンプー」は、シャンプー後に頭皮が敏感になる人や髪のハリやコシが気になる人におすすめのアイテムです。
ココナッツ由来の界面活性剤とショウブ根エキスでやさしく洗浄し、ショウガやティーツリー葉エキスが頭皮を鎮静させてくれます。ツバキ花エキスやセージ葉エキスも含まれ、髪に潤いとハリを与えてくれ、健やかな頭皮と髪を育ててくれる商品です。
韓国のシャンプーを入手する方法
韓国のシャンプーは、一部日本で取り扱っている店舗があります。例えば、ドン・キホーテや生活雑貨専門店 ロフトやプラザなどでは韓国コーナーとしてさまざまな化粧品がまとめて陳列されているところもあります。
「ミジャンセン」や「クンダル」など有名ブランドのものは気軽に国内で購入できるのが嬉しいポイントです。
一方、この記事で紹介したアイテムのなかにはオンラインストアや韓国国内でのみ買えるものもあります。韓国で購入する場合、大容量のシャンプー・トリートメントは機内持ち込みができません。
100ミリリットル以下の容器に入ったもので、1リットル以下の再封可能な透明プラスチックに収納できるものは機内持ち込み可能です。デイリー使いに大容量サイズを購入したい場合は、受託手荷物として預け入れましょう。
インターネットの場合は、販売元が信頼できるかどうか十分に確認のうえ購入するようにしましょう。
ちなみに「SPERA COSME」は、株式会社スペラが運営する信頼できるオンラインストアです。日本でまだ手に入りづらい最先端の韓国コスメがラインアップしているので、チェックしてみてくださいね。
目的に合わせて選んだ韓国シャンプーで日常のヘアケアを
この記事では、韓国シャンプーの特徴や購入する際の注意点、そして保湿や頭皮ケアなど目的別のおすすめシャンプー6種類を紹介しました。シャンプーは毎日使用するヘアケアアイテムです。
この記事やWebサイトの情報を参考にしつつ、まずは小容量のものを購入して試しに使用してみるなど、自分の髪質や悩みに合わせて長く安心して使えるものを選ぶと安心でしょう。