リポソーム皮膚伝達体など、世界一流の商品が5回連続で選ばれ、美白効果が20%、しわ改善効果が80%向上した。これは、化粧品の研究・開発・製造(ODM)企業であるコスマックスの皮膚伝達体技術が2年連続で’次世代世界一流商品’に選ばれたことを示しています。
次世代世界一流商品に選ばれたコスマックスの皮膚伝達体技術
コスマックスは、先日、産業通商資源部が主催した’2023世界一流商品認証証授与式’で’脂質ベースのナノベジクル皮膚伝達体’が次世代世界一流商品に選ばれたと13日に発表しました。脂質ベースのナノベジクル皮膚伝達体は、昨年、国際化粧品学会(IFSCC)で発表されたコスマックスの新しい皮膚伝達体技術です。化粧品と皮膚の相互作用を助けるという意味で’Skin-Communicator™’と名付けられました。
スキンコミュニケーターの開発と効果
スキンコミュニケーターは、コスマックスがポハン科学技術大学化学科のイ・ヒョミン教授の研究チームと共に、保健福祉部の皮膚科学応用素材先導技術開発プロジェクトを進める中で開発された物質です。皮膚の角質層の細胞間脂質と類似した成分を利用して、皮膚のバリアを損なうことなく皮膚を柔軟にし、皮膚の吸収を促進する原理です。スキンコミュニケーターを適用した化粧品は、従来の自社製品と比較して皮膚の吸収率が向上し、美白効果は20%、しわ改善効果は80%向上しました。この研究結果は、昨年、アメリカ化学会の科学ジャーナルであるACS Applied Materials & Interfacesにも掲載されました。
コスマックスの技術力と今後の展望
コスマックスの皮膚伝達体技術は、昨年に続き2年連続で次世代世界一流商品に選ばれました。昨年は、キノコから抽出した天然高分子キトサンを利用して作られた’リポソーム皮膚伝達体’が選ばれました。また、コスマックスの技術力は、2014年の液晶化粧品、2017年の紫外線遮蔽化粧品、2019年のセラミド化粧品および紫外線遮蔽化粧品など、合計5回にわたって次世代世界一流商品に選ばれました。コスマックスのR&I(Research&Innovation)センターのパク・チョンホ副院長は、「最近のグローバル化粧品市場は、効果優先主義に変わりつつあり、実際の皮膚にどの程度の効果を伝えることができるかが重要になっています。これからもコスマックスは、グローバル市場で優れたKビューティ製品を発表するために、技術開発を続けていくでしょう」と述べました。